三菱自動車工業株式会社(以下「三菱自動車」といいます。)が、その販売する車両について、燃費を実際よりもよく見せるため、燃費試験データを不正に操作していた事件です。
三菱自動車は、2013年5月以降に生産された「ekワゴン/ekカスタム」、「ekスペース」の購入者に対し、10万円の支払をすると公表しています。
また、三菱自動車が日産自動車向けに供給している「デイズ」、「デイズルークス」の購入者に対しても、同様に、10万円の支払がされると公表されています。
三菱自動車は、上記に加え、燃費偽装により車両の減税ランクに差が生じ追加納税義務が発生した場合、この追加納税分についても補償するとしています。
また、三菱自動車は、上記以外の車両についても走行抵抗を恣意的に改ざんする不正があった(ただし届出燃費はクリアしている)として、これらに該当する車種の購入者については、3万円を支払うと公表しています。